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福島県立医科大学 消化管外科学講座

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減量・代謝改善手術

肥満と肥満症について

・肥満
日本肥満学会が2022年に改訂した「肥満症診療ガイドライン2022」よると、「肥満」とは脂肪組織に脂肪が過剰に蓄積した状態で、BMI 25kg/㎡以上のものと定義されています。BMIはBody Mass Indexの略語で、体重(kg) / 身長(m)2で計算できます。BMIが25 以上30 kg/㎡未満の場合を「1 度肥満」、30 以上35 kg/㎡未満の場合を「2 度肥満」、35 以上40 kg/㎡未満の場合を「3 度肥満」、40 kg/㎡以上の場合を「4 度肥満」 と分類されています。

・肥満症
肥満症」は、治療すべき病態であるかを医師が判断・診断し、適切な治療を行うことを目指す病態であり、肥満とは明確に区別されています。肥満症とは、肥満に起因ないし関連する健康障害を合併するか、その合併が予測され、医学的に減量を必要とする病態と定義されています。肥満に起因ないし関連する健康障害とは、①耐糖能障害(2型糖尿病・耐糖能異常など)、②脂質異常症、③高血圧症、④高尿酸血症・痛風、⑤冠動脈疾患、⑥脳梗塞・一過性脳虚血発作、⑦非アルコール性脂肪性肝疾患、⑧月経異常・女性不妊、⑨閉塞性睡眠時無呼吸症候群・肥満低換気症候群、⑩運動器疾患(変形性関節症:膝関節・股関節・手指関節、変形性脊椎症)、⑪肥満関連腎臓病の11種類を指します。
肥満症の診断においては、肥満と判定されたもの (BMI 25 kg/㎡以上) のうち、肥満に起因ないし関連する「肥満症の診断に必要な健康障害」を合併する場合に肥満症と診断されますが、内臓脂肪型肥満と診断される場合は、健康障害を伴っていなくとも肥満症と診断されます。

・高度肥満および高度肥満症
上記診断基準により肥満と判定され、二次性肥満(肥満の原因が明らかなもの:内分泌性肥満、薬剤性肥満、遺伝性肥満、視床下部性肥満など)を除外されたもののうち、BMI≧35 kg/㎡(3度肥満以上)の肥満者を「高度肥満」といいます。高度な肥満は、病態や合併する健康障害などについて高度でない肥満とは異なった特徴を持つため、速やかな減量が求められ、保有する合併症の治療を並行して行っていく必要があると言われています。
 肥満症の定義に則り、BMI≧35 kg/㎡の高度肥満と判定されたもののうち、肥満関連健康障害を有するか、あるいは内臓脂肪蓄積を認める場合を「高度肥満症」と定義します。

肥満症の治療

肥満症は体重(BMI)が大きいから疾患とされるのではなく、肥満に基づく健康障害を合併しているために疾患とされます。したがって治療の目的は体重を大きく減量することではなく、減量によって健康障害を予防・改善することであるとされています。

・食事療法
食事療法は肥満症治療の基本となるものです。他のどの治療を行っていても食事療法は極めて重要となります。食事療法により内臓脂肪の減少が得られ、肥満に伴う健康障害の改善が期待できます。手術療法を行う際も、術前から術後にわたり長期的な栄養・食事管理を行う必要があります。

・運動療法
運動療法は肥満症に関連する死亡/心血管疾患発症・重症化リスクを低下させます。ランニングや筋力トレーニングなどの高強度の運動ばかりではなく、座っている時間を減らすだけでも効果があると言われています。ただ、運動療法単独では減量(体重減少)にはあまり効果的ではないと言われています。

・行動療法
食習慣を見直す、体重を記録する、生活記録をつける、よく噛んで食べるなどの行動療法は肥満症の治療効果を上げると言われています。

・薬物療法
食事・運動・行動療法によって得られる減量が不十分な場合に適応があります。最近では、GLP-1受容体作動薬やSGLT2阻害薬には体重減少作用を持つものがあり注目されています。

・手術療法
内科的治療を6か月以上継続しても減量が得られず、下記の①または②に該当する場合に手術療法の適応となります。
※2024年6月の保険適応基準の算定要件

①BMI 35 kg/㎡以上の場合:糖尿病、高血圧、脂質異常症、閉塞性睡眠時無呼吸症候群又は非アルコール性脂肪肝炎を含めた非アルコール性脂肪性肝疾患のうち1つ以上を合併している方。
②BMI 32.0-34.9 kg/㎡の場合:ヘモグロビンA1c(HbA1c)が 8.0%以上(NGSP値)の糖尿病、高血圧症、脂質異常症、閉塞性睡眠時無呼吸症候群、非アルコール性脂肪肝炎を含めた非アルコール性脂肪性肝疾患のうち2つ以上を合併している方。
 肥満が内分泌疾患や薬物によって起こっている(2次性肥満)、コントロール不良な精神状態にある、薬物依存・アルコール依存、安全に全身麻酔・手術ができないほど全身状態が悪い、ご家族の理解が得られていない、内科・外科・麻酔科・栄養師などが参加するカンファレンスで総合的に判断し手術の適応がないと考えられるような場合には手術を行わない(行えない)ことがあります。

腹腔鏡下スリーブ状胃切除術とは

世界的にみると肥満症の手術はいくつかありますが、2024年6月現在、日本において保険診療で行える手術は「腹腔鏡下スリーブ状胃切除術」と「腹腔鏡下スリーブ・バイパス術」です。当院では「腹腔鏡下スリーブ状胃切除術」のみを施行しています。
手術前には血液検査、レントゲン検査、心電図検査、呼吸機能検査、胃カメラ、CT検査などを行い、手術に支障となる病気がないかを確認して、最終的に多職種(消化管外科、糖尿病・内分泌代謝内科、麻酔科、心身医療科、看護師、理学療法士、栄養士など)によるカンファレンスで手術を行うかを判断します。

・腹腔鏡下手術
手術は全身麻酔で行います。腹腔鏡手術はお腹に小さな穴をあけて、すべての操作をお腹の中だけで完結する手術です。皮膚に5~15mm径の穴を5~6か所あけて、お腹の中を映し出すカメラ(腹腔鏡)および操作用の先端にピンセットやハサミなどが付いた細長い器具(鉗子)を使って手術を進めます。

・スリーブ状胃切除術
胃の周りから血管および脂肪を切り落として、胃の大弯(図の★)を切り取ります。胃の小弯(図の☆)をバナナ1本分程度(容積にすると150mlくらい)だけ残して、胃をスリーブ(筒)状に形成します。胃の大きさは元には戻りません。手術時間は3~4時間程度です。

〈スリーブ状胃切除術のイメージ〉
スリーブ状胃切除術のイメージ
〈手術風景〉
手術風景

手術前に必要なこと

・減量
4週間で5%程度の減量を行っていただきます。減量ができなくても手術は行いますが、周術期の合併症リスクが増加します。また、この時期に減量ができない方は手術後のリバウンドの可能性が高いと言われています。3食のうち1食をフォーミュラ食(マイクロダイエットなど)に置き換えて、摂取カロリーを制限して減量します。減量中は水分を十分に摂る必要があります。

・検査
血液検査、レントゲン検査、心電図検査、呼吸機能検査、胃カメラ、造影CT検査などを行います。

・他診療科による診察

心身医療科と麻酔科は必ず受診することになります。併存する疾患によっては、その他の診療科(循環器内科、呼吸器内科、消化器内科、耳鼻咽喉科など)を受診する必要があります。

手術後に必要なこと

・水分摂取
術後は脱水になりやすいため、1日に2Lを目標に水分を摂取してもらいます。最初はスプーン1杯を何回にも分けて、1日かけて摂取する必要があります。

・食事制限
胃貯留量の減少、消化吸収障害およびリバウンド予防のために長期の食事管理が必要となります。術後2週間は流動食、その後半固形物、固形物へと少しずつ食事内容をアップしていく必要があります。
※ 術後の食事形態の段階
・術後3日目から14日目まで ー 液体のみの流動食。水分(水・お茶)や栄養剤
・術後15日目から1か月まで ー 半固形食(少しやわらかいもの)。
・術後1か月目から ー 固形物の食事。

手術の効果

・減量
手術により2年間で25~30%の減量が見込まれます(手術前100kg →術後2年70~75kg)。

・併存疾患の改善
日本における研究では、併存疾患の改善としてHbA1cは7.1→5.7%、糖尿病治療薬使用率は58.6→9.6%、インスリン使用率は12.3→1.0%に低下し、糖尿病寛解率は75.6%と報告されています(J-SMART研究)。また、糖尿病以外の肥満関連健康障害である脂質代謝異常、高血圧、肝機能、腎障害、尿アルブミン、睡眠時無呼吸症候群、関節障害、月経異常の改善も認められ、心不全や非アルコール性脂肪性肝疾患も外科治療で改善されることが報告されています。

・致死的合併症の減少
カナダで行われた研究によると、手術を受けた群と受けなかった群との生存率を比較したところ平均2.5 年の観察期間において死亡率は手術群では0.68%(手術合併症による死亡率0.4%を含む)、非手術群では6.17%と報告されています。手術によって致死的な疾患(心血管系疾患や悪性腫瘍など)の発生を9 分の1 に減らすことができたということです。

手術の合併症

手術を問題なく終えたあとでも、頻度は決して高くないものの合併症が生じる可能性があります。合併症が生じてしまった場合は、入院期間の延長や再手術、再入院などが必要となる場合があります。治療の多くは絶食、抗生剤投与、輸血、抗凝固薬投与などとなりますが、手術やカテーテル・内視鏡治療が必要となることがあります。
・縫合不全(1.3%):胃の切除部分から漏れが生じます。
・胃管狭窄(1.1%):細く形成した胃が捻じれたり曲がったりすることで食事の通過障害が生じます。
・出血(2.2%):胃の切除部分や血管から出血します。
・下肢静脈血栓症、肺動脈血栓症(0.1%):いわゆる“エコノミークラス症候群“であり、手術後にできた血栓が肺に詰まることで呼吸不全、心不全を引き起こします。
 他にも生じうる合併症は様々なものがありますが、手術説明の際に詳しくお伝えします。

手術の後遺症

手術後は、体重の変化、栄養状態、肥満関連健康障害と手術合併症・後遺症などを多職種チームにより定期的に評価し、長期にわたるフォローアップを行う必要があります。

・栄養障害
経口摂取量の減少および消化吸収障害により中・長期的に栄養障害が生じることがあります。術後は特に十分な蛋白質、ビタミン、ミネラルの摂取が必要です。

・ダンピング症候群
胃内で貯留する時間が短くなることで食べ物が早く腸に流れ込むために、めまい、動悸、発汗、頭痛、腹痛、嘔気・嘔吐、手指の震えなどの不快な症状が起こることがあります。

・逆流性食道炎(6.5%)
胃の内容物(主に胃酸)が食道に逆流することにより、食道に炎症を起こす病気です。逆流の時間が長くなると、食道の粘膜は胃酸に対し弱いため食道に炎症を起こすようになり胸やけや胸痛が生じます。

業績集 消化管外科学講座 令和4年(2022年)

(分類は大学の業績集に準じています)

(1) 論文

①原著 (筆頭著者のイニシアル順)
1. Adachi T, Yamada K, Fujino H, Enomoto K, Shibata M. Associations between Anger and Chronic Primary Pain: A Systematic Review and Meta-Analysis. Scand J Pain. 22(1):1-13, 2021.
2. Bhandari D, Neupane P, Tsubokura M, Zhao T, Gaire S, Fujii M. The Mirage of Domestic Violence during COVID-19 Pandemic in Nepal. J Glob Health. 2:03049, 2022.
3. Doki Y, Ajani JA, Kato K, Xu J, Wyrwicz L, Motoyama S, Ogata T, Kawakami H, Hsu CH, Adenis A, El Hajbi F, Di Bartolomeo M, Braghiroli MI, Holtved E, Ostoich SA, Kim HR, Ueno M, Mansoor W, Yang WC, Liu T, Bridgewater J, Makino T, Xynos I, Liu X, Lei M, Kondo K, Patel A, Gricar J, Chau I, Kitagawa Y; CheckMate 648 Trial Investigators (Kono K). Nivolumab Combination Therapy in Advanced Esophageal Squamous-Cell Carcinoma. N Engl J Med. 386(5):449-462, 2022.
4. Hanayama H, Katagata M, Sato T, Nakano H, Matsumoto T, Tada T, Watanabe Y, Hayase S, Okayama H, Momma T, Kato T, Hashimoto M, Nakamura J, Hikichi T, Saze Z, Kono K. Clinical Outcomes of Laparoscopic and Endoscopic Cooperative Surgery for Gastric Gastrointestinal Stromal Tumor. Fukushima J Med Sci. 68(3):169-174, 2022.
5. Ito M, Mimura K, Nakajima S, Saito K, Min AKT, Okayama H, Saito M, Momma T, Saze Z, Ohtsuka M, Yamamoto T, Kono K. Immune Escape Mechanism Behind Resistance to Anti-PD-1 Therapy in Gastrointestinal Tract Metastasis in Malignant Melanoma Patients with Multiple Metastases. Cancer Immunol Immunother. 71(9):2293-2300, 2022.
6. Kaneta A, Nakajima S, Okayama H, Matsumoto T, Saito K, Kikuchi T, Endo E, Ito M, Mimura K, Kanke Y, Saito M, Saze Z, Fujita S, Sakamoto W, Onozawa H, Momma T, Ohki S, Kono K. Role of the cGAS-STING Pathway in Regulating the Tumor-Immune Microenvironment in dMMR/MSI Colorectal Cancer. Cancer Immunol Immunother. 71(11):2765-2776, 2022.
7. Kaneta A, Sato T, Nakano H, Matsumoto T, Tada T, Watanabe Y, Hanayama H, Hayase S, Saze Z, Kono K. Preoperative Bacterial Culture Can Predict Severe Pneumonia in Patients Receiving Esophagectomy. Fukushima J Med Sci. 68(2):109-116, 2022.
8. Kawamura H, Honda M, Takano Y, Kinuta S, Kamiga T, Saji S, Kono K. Prognostic Role of Carcinoembryonic Antigen and Carbohydrate Antigen 19-9 in Stage IV Colorectal Cancer. Anticancer Res. 42(8):3921-3928, 2022.
9. Kobayashi H, Honda M, Kawamura H, Takiguchi K, Muto A, Yamazaki S, Teranishi Y, Shiraso S, Kono K, Hori S, Kamiga T, Iwao T, Yamashita N. Clinical Impact of Gastrectomy for Gastric Cancer Patients with Positive Lavage Cytology without Gross Peritoneal Dissemination. J Surg Oncol. 125(4):615-620, 2022.
10. Matsumoto T, Ohki S, Kaneta A, Matsuishi A, Maruyama Y, Yamada L, Tada T, Hanayama H, Watanabe Y, Hayase S, Okayama H, Sakamoto W, Momma T, Saze Z, Kono K. Systemic Inflammation Score as a Preoperative Prognostic Factor for Patients with pT2-T4 Resectable Gastric Cancer: A Retrospective Study. BMC Surgery. 23(1):8, 2023.
11. Matsumoto T, Okayama H, Nakajima S, Saito K, Ito M, Kaneta A, Kanke Y, Onozawa H, Hayase S, Fujita S, Sakamoto W, Saito M, Seze Z, Momma T, Mimura K, Kono K. SH2D4A Downregulation Due to Loss of Chromosome 8p Is Associated with Poor Prognosis and Low T Cell Infiltration in Colorectal Cancer. Br J Cancer. 126(6):917-926, 2022.
12. Miyakawa T, Kawamura H, Honda M, Takano Y, Kinuta S, Kamiga T, Yamazaki S, Muto A, Shiraso S, Yamashita N, Iwao T, Kono K, Konno S. Impact of Histological Subtype on Prognosis in Stage IV Colorectal Cancer: A Population-Based Cohort Study. PLoS One. 17(3):e0264652, 2022.
13. Nakajima S, Mimura K, Kaneta A, Saito K, Katagata M, Okayama H, Saito M, Saze Z, Watanabe Y, Hanayama H, Tada T, Sakamoto W, Momma T, Ohira H, Kono K. Radiation-Induced Remodeling of the Tumor Microenvironment through Tumor Cell-Intrinsic Expression of cGAS-STING in Esophageal Squamous Cell Carcinoma. Int J Radiat Oncol Biol Phys. Online ahead of print, 2022.
14. Parker AL, Toulabi L, Oike T, Kanke Y, Patel D, Tada T, Taylor S, Beck JA, Bowman E, Reyzer ML, Butcher D, Kuhn S, Pauly GT, Krausz KW, Gonzalez FJ, Hussain SP, Ambs S, Ryan BM, Wang XW, Harris CC. Creatine Riboside Is a Cancer Cell-Derived Metabolite Associated with Arginine Auxotrophy. J Clin Invest. 132(14):e157410, 2022.
15. Renken S, Nakajima T, Magalhaes I, Mattsson J, Lundqvist A, Arnér ESJ, Kiessling R, Wickström SL. Targeting of Nrf2 Improves Antitumoral Responses by Human NK Cells, TIL and CAR T Cells during Oxidative Stress. J Immunother Cancer. 10(6):e004458, 2022.
16. Sakamoto W, Kanke Y, Onozawa H, Okayama H, Endo H, Fujita S, Saito M, Saze Z, Momma T, Kono K. Short-Term Outcomes of Neoadjuvant Chemotherapy with Capecitabine Plus Oxaliplatin for Patients with Locally Advanced Rectal Cancer Followed by Total or Tumor-Specific Mesorectal Excision with or without Lateral Pelvic Lymph Node Dissection. Fukushima J Med Sci. 68(2):89-95, 2022.
17. Sato R, Oikawa M, Kakita T, Okada T, Abe T, Yazawa T, Tsuchiya H, Akazawa N, Yoshimachi S, Okano H, Ito K, Tsuchiya T. Impact of Sarcopenia on Postoperative Complications in Obstructive Colorectal Cancer Patients Who Received Stenting as a Bridge to Curative Surgery. J Anus Rectum Colon. 6(1):40-51, 2022.
18. Sato R, Oikawa M, Kakita T, Okada T, Abe T, Yazawa T, Tsuchiya H, Akazawa N, Yoshimachi S, Ohira T, Harada Y, Okano H, Ito K, Tsuchiya T. A Longer Interval after Stenting Compromises the Short- and Long-Term Outcomes after Curative Surgery for Obstructive Colorectal Cancer. Surg Today. 52(4):681-689, 2022.
19. Sato R, Oikawa M, Kakita T, Okada T, Abe T, Yazawa T, Tsuchiya H, Akazawa N, Yoshimachi S, Ohira T, Harada Y, Okano H, Ito K, Tsuchiya T. Prognostic Significance of the Mean Corpuscular Volume (MCV) and Red Cell Distribution Width (RDW) in Obstructive Colorectal Cancer Patients with a Stent Inserted as a Bridge to Curative Surgery. Surg Today. 52(12):1699-1710, 2022.
20. Shirota H, Komine K, Takahashi M, Takahashi S, Miyauchi E, Niizuma H, Tada H, Shimada M, Niihori T, Aoki Y, Sugiyama I, Kawamura M, Yasuda J, Suzuki S, Iwaya T, Saito M, Saito T, Shibata H, Furukawa T, Ishioka C. Clinical Decisions by the Molecular Tumor Board on Comprehensive Genomic Profiling Tests in Japan: A Retrospective Observational Study. Cancer Med. Online ahead of print, 2022.
21. Watanabe M, Toh Y, Ishihara R, Kono K, Matsubara H, Miyazaki T, Morita M, Murakami K, Muro K, Numasaki H, Oyama T, Saeki H, Tanaka K, Tsushima T, Ueno M, Uno T, Yoshio T, Usune S, Takahashi A, Miyata H; Registration Committee for Esophageal Cancer of the Japan Esophageal Society. Comprehensive Registry of Esophageal Cancer in Japan, 2015. Esophagus. 20(1):1-28, 2023.
22. Watanabe M, Toh Y, Ishihara R, Kono K, Matsubara H, Murakami K, Muro K, Numasaki H, Oyama T, Ozawa S, Saeki H, Tanaka K, Tsushima T, Ueno M, Uno T, Yoshio T, Usune S, Takahashi A, Miyata H; Registration Committee for Esophageal Cancer of the Japan Esophageal Society. Comprehensive Registry of Esophageal Cancer in Japan, 2014. Esophagus. 19(1):1-26, 2022.
23. Yamada L, Saito M, Suzuki H, Mochizuki S, Endo E, Kase K, Ito M, Nakano H, Yamauchi N, Matsumoto T, Kaneta A, Kanke Y, Onozawa H, Hanayama H, Okayama H, Fujita S, Sakamoto W, Watanabe Y, Hayase S, Saze Z, Momma T, Ohki S, Kono K. Incidence of Upper Extremity Deep Vein Thrombosis in the Retrosternal Reconstruction after Esophagectomy. BMC Surg. 22(1):91, 2022.
24. Yamamoto R, Honda M, Kawamura H, Kobayashi H, Takiguchi K, Muto A, Yamazaki S, Teranishi Y, Shiraso S, Kono K, Hori S, Kamiga T, Iwao T, Yamashita N. Clinical Features and Survival of Young Adults with Stage IV Gastric Cancer: A Japanese Population-Based Study. J Gastrointest Cancer. Online ahead of print, 2022.
②総説等
1. Inoue T, Ishihara R, Shibata T, Suzuki K, Kitagawa Y, Miyazaki T, Yamaji T, Nemoto K, Oyama T, Muto M, Takeuchi H, Toh Y, Matsubara H, Mano M, Kono K, Kato K, Yoshida M, Kawakubo H, Booka E, Yamatsuji T, Kato H, Ito Y, Ishikawa H, Tsushima T, Kawachi H, Oyama T, Kojima T, Kuribayashi S, Makino T, Matsuda S, Doki Y; Esophageal Cancer Practice Guidelines Preparation Committee. Endoscopic Imaging Modalities for Diagnosing the Invasion Depth of Superficial Esophageal Squamous Cell Carcinoma: A Systematic Review. Esophagus. 19(3):375-383, 2022.
2. Kubo Y, Kitagawa Y, Miyazaki T, Sohda M, Yamaji T, Sakai M, Saeki H, Nemoto K, Oyama T, Muto M, Takeuchi H, Toh Y, Matsubara H, Mano M, Kono K, Kato K, Yoshida M, Kawakubo H, Booka E, Yamatsuji T, Kato H, Ito Y, Ishikawa H, Ishihara R, Tsushima T, Kawachi H, Oyama T, Kojima T, Kuribayashi S, Makino T, Matsuda S, Doki Y; Esophageal Cancer Practice Guidelines Preparation Committee. The Potential for Reducing Alcohol Consumption to Prevent Esophageal Cancer Morbidity in Asian Heavy Drinkers: A Systematic Review and Meta-Analysis. Esophagus. 19(1):39-46, 2022.
3. Sakai M, Kitagawa Y, Saeki H, Miyazaki T, Yamaji T, Nemoto K, Oyama T, Muto M, Takeuchi H, Toh Y, Matsubara H, Mano M, Kono K, Kato K, Yoshida M, Kawakubo H, Booka E, Yamatsuji T, Kato H, Ito Y, Ishikawa H, Ishihara R, Tsushima T, Kawachi H, Oyama T, Kojima T, Kuribayashi S, Makino T, Matsuda S, Sohda M, Kubo Y, Doki Y; Esophageal Cancer Practice Guidelines Preparation Committee. Fruit and Vegetable Consumption and Risk of Esophageal Cancer in the Asian Region: A Systematic Review and Meta-Analysis. Esophagus. 19(1):27-38, 2022.
4. Shibata M, Inukai A, Yoshimori D, Ashizawa M, Nakajima T, Takada M, Yazawa T, Mimura K, Inoue N, Watanabe T, Tachibana K, Muto S, Kono K, Endo S, Takenoshita S. Metabolic Impact of Immune-Suppressor Cells in Cancer Patients. J Surg Res. 5(1): 134-144, 2022.
5. Shibata M, Kono K, Takenoshita S. Inhibiting VEGF in Cancer Immunotherapy. Clin Immunol Commun. 2:12-16, 2022.
6. Shibata M, Nanno K, Yoshimori D, Nakajima T, Takada M, Yazawa T, Mimura K, Inoue N, Watanabe T, Tachibana K, Muto S, Momma T, Suzuki Y, Kono K, Endo S, Takenoshita S. Myeloid-Derived Suppressor Cells: Cancer, Autoimmune Diseases, and More. Oncotarget. 13:1273-1285, 2022.
7. 河野浩二. 連載 腫瘍免疫 Up-To-Date 第3回放射線療法とがん免疫. GI Cancer Cutting Edge. 3(3):4-5, 2022.
8. 三村耕作, 河野浩二.食道扁平上皮癌における抗PD-1療法と放射線治療を用いた複合がん免疫療法の開発. 癌と化学療法.49(9):914-916, 2022.
9. 門馬智之. 第494回福島医学会学術研究集会シンポジウム抄録 消化器がんに対するロボット手術 総論. 福島医学会雑誌. 72(2):100, 2022.
10. 佐瀬善一郎. 第494回福島医学会学術研究集会シンポジウム抄録 食道がん・胃がんに対するロボット手術. 福島医学会雑誌. 72(2):100, 2022.
11. 坂本渉. 第494回福島医学会学術研究集会シンポジウム抄録 “あきらめない” 大腸がん治療. 福島医学会雑誌. 72(2):100, 2022.
12. 金田晃尚, 中嶋正太郎, 三村耕作, 河野浩二. dMMR/MSI-H大腸癌におけるcGAS-STING経路の発現. 癌と化学療法. 49(10):1130-1132, 2022.
13. 菊池智宏, 河野浩二. 大腸癌における腸内細菌叢と腫瘍浸潤免疫担当細胞の関連を考える. Microbiome Science. 1(2):80-85, 2022.
14. 深井智司. 日本臨床外科学会 国内外科研修報告 横浜市立大学附属市民総合医療センター消化器センター外科での国内外科研修を終えて. 日本臨床外科学会雑誌. 83(3):592-593, 2022.
③症例報告
1. Endo Y, Sekino H, Ishii S, Okada R, Kofunato Y, Nakano H, Watanabe Y, Marubashi S, Kono K, Ito H. Two Cases of Pancreaticoduodenal Aneurysm with Median Arcuate Ligament Syndrome Treated with Coil Embolization and Median Arcuate Ligament Incision. Radiol Case Rep. 17(10):3663-3668, 2022.
2. 2. Endo Y, Watanabe T, Saito M, Saito K, Suzuki R, Sano H, Natori Y, Sasaki E, Ueda M, Kamo N, Furukawa S, Soeda S, Kono K, Saji S, Fujimori K. A Rare Case of Recurrent Ovarian Cancer with TPM3-NTRK1 Gene Rearrangement: A Case Report. Mol Clin Oncol. 16(4):90, 2022.
3. Ito M, Onozawa H, Saito M, Ami H, Ohki S, Koyama Y, Kono K. Laparoscopic Total Gastrectomy Performed for Juvenile Polyposis of the Stomach: A Case Report. Int J Surg Case Rep. 97:107368, 2022.
4. Kojima M, Soeda S, Okabe C, Sato T, Kamo N, Ueda M, Endo Y, Nomura S, Tokuda E, Furukawa S, Kataoka M, Fujita S, Saji S, Watanabe T, Fujimori K. Successful Management of Pelvic Recurrence of MSI-High Endometrial Cancer by Total Pelvic Exenteration Followed by Administration of Pembrolizumab: A Case Report. Fukushima J Med Sci. 68(3):191-195, 2022.
5. 鈴木博也, 絹田俊爾, 産本陽平, 林孝朗, 白根和樹, 萩尾浩太郎. Wound retractorの二重装着が有用であった毛髪胃石の1例. 日本臨床外科学会雑誌. 83(6):1036-1040, 2022.
6. 片方雅紀, 藤田正太郎, 青砥慶太, 伊藤泰輔, 石井芳正, 河野浩二. 急性虫垂炎を合併した虫垂原発Burkitt lymphomaの1例. 日本臨床外科学会雑誌. 83(7):1312-1317, 2022.
7. 仲野宏, 花山寛之, 佐瀬善一郎, 河野浩二. ステントグラフト内挿術後に三期的食道再建術を行った大動脈食道瘻の1例. 日本臨床外科学会雑誌. 83(2):314-319, 2022.
8. 仲野宏, 遠藤英成, 松石彬, 金澤匡司. 横行結腸の嵌頓・壊死を来した食道裂孔ヘルニアの1例. 日本農村医学会雑誌. 71(4):332-336,2022.
9. 岩田亜弓, 深井智司, 菅家康之, 藤田正太郎, 門馬智之, 河野浩二. 小腸原発髄外性形質細胞腫の1例. 日本臨床外科学会雑誌. 83(7):1296-1300, 2022.
10. 林孝朗, 絹田俊爾, 羽成直行, 鈴木博也. 塩化ビニール製手袋による胃内異物の内視鏡的摘出術施行中に頸部食道に嵌頓し外科的摘出術を行った1例. 日本腹部救急医学会雑誌. 42(6):647-650, 2022.
11. 福田裕也, 齋藤勝, 松石彬, 楡井東, 千田峻, 阿美弘文, 小山善久. 胆石イレウスの3例. 大原記念財団年報. 58:29-32, 2022.

(2) 知的財産権

1. 氏家大輔, 岡山洋和, 河野浩二.特許第7065539号. 発明の名称:大腸がんの予後バイオマーカー. 登録日 令和4年4月28日.

業績集 消化管外科学講座 令和3年(2021年)

(分類は大学の業績集に準じています)

(1) 論文

①原著 (筆頭著者のイニシアル順)
1. Gonda K, Horita S, Maejima Y, Takenoshita S, Shimomura K. Soluble interleukin-2 Receptor as a Predictive and Prognostic Marker for Patients with Familial Breast Cancer. Sci Prog. 104(3):1-15, 2021.
2. Gonda K, Kanazawa H, Maeda G, Matayoshi C, Hirose N, Katsumoto Y, Kono K, Takenoshita S. Ingestion of Okinawa Island Vegetables Increases IgA Levels and Prevents the Spread of Influenza RNA Viruses. Nutrients. 13(6):1773, 2021.
3. Gonda K, Suzuki K, Sunabe Y, Kono K, Takenoshita S. Ficus Pumila L. Improves the Prognosis of Patients Infected with HTLV-1, an RNA virus. Nutr J. 20(1):16, 2021.
4. Hori S, Honda M, Kobayashi H, Kawamura H, Takiguchi K, Muto A, Yamazaki S, Teranishi Y, Shiraso S, Kono K, Kamiga T, Iwao T, Yamashita N. A Grading System for Predicting the Prognosis of Gastric Cancer with Liver Metastasis. Jpn J Clin Oncol. 51(11):1601-1607, 2021.
5. Kase K, Saito M, Nakajima S, Takayanagi D, Saito K, Yamada L, Ashizawa M, Nakano H, Hanayama H, Onozawa H, Okayama H, Endo H, Fujita S, Sakamoto W, Saze Z, Momma T, Mimura K, Ohki S, Shiraishi K, Kohno T, Kono K. ARID1A Deficiency in EBV-positive Gastric Cancer is Partially Regulated by EBV-encoded miRNAs, but not by DNA Promotor Hypermethylation. Carcinogenesis. 42(1):21-30, 2021.
6. Kawamura H, Ogawa Y, Yamazaki H, Honda M, Kono K, Konno S, Fukuhara S, Yamamoto Y. Impact of Primary Tumor Resection on Mortality in Patients with Stage IV Colorectal Cancer with Unresectable Metastases: A Multicenter Retrospective Cohort Study. World J Surg. 45(10):3230-3239, 2021.
7. Kawamura H, Honda M, Takiguchi K, Kamiga T, Saito K, Muto A, Shiraso S, Yamashita N, Iwao T, Saji S, Kono K, Konno S. Clinical Impact of Primary Tumor Site in Stage IV Colorectal Cancer: A Statewide Cohort Study. Anticancer Res. 41(11):5693-5702, 2021.
8. Kubo Y, Kitagawa Y, Miyazaki T, Sohda M, Yamaji T, Sakai M, Saeki H, Nemoto K, Oyama T, Muto M, Takeuchi H, Toh Y, Matsubara H, Mano M, Kono K, Kato K, Yoshida M, Kawakubo H, Booka E, Yamatsuji T, Kato H, Ito Y, Ishikawa H, Ishihara R, Tsushima T, Kawachi H, Oyama T, Kojima T, Kuribayashi S, Makino T, Matsuda S, Doki Y. Esophageal Cancer Practice Guidelines Preparation Committee. The Potential for Reducing Alcohol Consumption to Prevent Esophageal Cancer Morbidity in Asian Heavy Drinkers: A Systematic Review and Meta-analysis. Esophagus. Online ahead of print. 2021.
9. Kobayashi Y, Kumamoto K, Okayama H, Matsumoto T, Nakano H, Saito K, Matsumoto Y, Endo E, Kanke Y, Watanabe Y, Onozawa H, Fujita S, Sakamoto W, Saito M, Momma T, Takenoshita S, Kono K. Downregulation of PAICS due to loss of Chromosome 4q is Associated with Poor Survival in Stage III Colorectal Cancer. PLoS One. 16(2):e0247169, 2021.
10. Mimura K, Kua LF, Xiao JF, Asuncion BR, Nakayama Y, Syn N, Fazreen Z, Soong R, Kono K, Yong WP. Combined inhibition of PD-1/PD-L1, Lag-3, and Tim-3 Axes Augments Antitumor Immunity in Gastric Cancer-T Cell Coculture Models. Gastric Cancer. 24(3):611-623, 2021.
11. Min AKT, Mimura K, Nakajima S, Okayama H, Saito K, Sakamoto W, Fujita S, Endo H, Saito M, Saze Z, Momma T, Ohki S, Kono K. Therapeutic Potential of anti-VEGF Receptor 2 Therapy Targeting for M2-tumor-associated Macrophages in Colorectal Cancer. Cancer Immunol Immunother. 70(2):289-298, 2021.
12. Miyanaga A, Matsumoto M, Beck JA, Horikawa I, Oike T, Okayama H, Tanaka H, Burkett SS, Robles AI, Khan M, Lissa D, Seike M, Gemma A, Mano H, Harris CC. EML4-ALK Induces Cellular Senescence in Mortal Normal Human Cells and Promotes Anchorage-independent Growth in hTERT-transduced Normal Human Cells. BMC Cancer. 21(1):310, 2021.
13. Momma T, Okayama H, Kanke Y, Fukai S, Onozawa H, Fujita S, Sakamoto W, Saito M, Ohki S, Kono K. Validation of Gene Expression-Based Predictive Biomarkers for Response to Neoadjuvant Chemoradiotherapy in Locally Advanced Rectal Cancer. Cancers (Basel). 13(18):4642, 2021.
14. Matsumoto T, Okayama H, Nakajima S, Saito K, Ito M, Kaneta A, Kanke Y, Onozawa H, Hayase S, Fujita S, Sakamoto W, Saito M, Seze Z, Momma T, Mimura K, Kono K. SH2D4A Downregulation due to Loss of Chromosome 8p is Associated with Poor Prognosis and Low T Cell Infiltration in Colorectal Cancer. Br J Cancer. Online ahead of print. 2021.
15. Nakajima S, Mimura K, Matsumoto T, Thar Min AK, Ito M, Nakano H, Neupane P, Kanke Y, Okayama H, Saito M, Momma T, Watanabe Y, Hanayama H, Hayase S, Saze Z, Kono K. The Effects of T-DXd on the Expression of HLA Class I and Chemokines CXCL9/10/11 in HER2-Overexpressing Gastric Cancer Cells. Sci Rep. 11(1):16891, 2021.
16. Nakajima S, Mimura K, Saito K, Thar Min AK, Endo E, Yamada L, Kase K, Yamauchi N, Matsumoto T, Nakano H, Kanke Y, Okayama H, Saito M, Neupane P, Saze Z, Watanabe Y, Hanayama H, Hayase S, Kaneta A, Momma T, Ohki S, Ohira H, Kono K. Neoadjuvant Chemotherapy Induces IL34 Signaling and Promotes Chemoresistance via Tumor-Associated Macrophage Polarization in Esophageal Squamous Cell Carcinoma. Mol Cancer Res. 19(6):1085-1095, 2021.
17. Nakano H, Saito M, Nakajima S, Saito K, Nakayama Y, Kase K, Yamada L, Kanke Y, Hanayama H, Onozawa H, Okayama H, Fujita S, Sakamoto W, Saze Z, Momma T, Mimura K, Ohki S, Goto A, Kono K. PD-L1 Overexpression in EBV-positive Gastric Cancer is Caused by Unique Genomic or Epigenomic Mechanisms. Sci Rep. 11(1):1982, 2021.
18. Nakayama Y, Kawamura H, Honda M, Takano Y, Takiguchi K, Kamiga T, Yamazaki S, Muto A, Shiraso S, Yamashita N, Iwao T, Kono K, Konno S. Benefit of Intensive Chemotherapy for Elderly Patients Aged 80 Years or Older with Metastatic Colorectal Cancer: A State-Wide Multicenter Cohort Study. Int J Clin Oncol. 26(7):1248-1256, 2021.
19. Neupane P, Mimura K, Nakajima S, Okayama H, Ito M, Thar Min AK, Saito K, Onozawa H, Fujita S, Sakamoto W, Saito M, Saze Z, Momma T, Kono K. The Expression of Immune Checkpoint Receptors and Ligands in the Colorectal Cancer Tumor Microenvironment. Anticancer Res. 41(10):4895-4905, 2021.
20. Neupane P, Bhandari D, Tsubokura M, Shimazu Y, Zhao T, Kono K. The Nepalese Health Care System and Challenges During COVID-19. J Glob Health. 11:03030, 2021.
21. Petersen SH, Kua LF, Nakajima S, Yong WP, Kono K. Chemoradiation induces Upregulation of Immunogenic Cell Death-related Molecules Together with Increased Expression of PD-L1 and Galectin-9 in Gastric Cancer. Sci Rep. 11(1):12264, 2021.
22. Sakai M, Kitagawa Y, Saeki H, Miyazaki T, Yamaji T, Nemoto K, Oyama T, Muto M, Takeuchi H, Toh Y, Matsubara H, Mano M, Kono K, Kato K, Yoshida M, Kawakubo H, Booka E, Yamatsuji T, Kato H, Ito Y, Ishikawa H, Ishihara R, Tsushima T, Kawachi H, Oyama T, Kojima T, Kuribayashi S, Makino T, Matsuda S, Sohda M, Kubo Y, Doki Y. Esophageal Cancer Practice Guidelines Preparation Committee. Fruit and Vegetable Consumption and Risk of Esophageal Cancer in the Asian Region: A Systematic Review and Meta-analysis. Esophagus. Online ahead of print. 2021.
23. Sakamoto W, Ohki S, Onozawa H, Okayama H, Endo H, Fujita S, Saito M, Saze Z, Momma T, Takenoshita S, Kono K. Long-term Outcomes of Lower Rectal Cancer Patients Treated with Total Mesorectal Excision and Lateral Pelvic Lymph Node Dissection after Preoperative Radiotherapy or Chemoradiotherapy. J Anus Rectum Colon. 5(2):129-136, 2021.
24. Saze Z, Kase K, Nakano H, Yamauchi N, Kaneta A, Watanabe Y, Hanayama H, Hayase S, Momma T, Kono K. Functional Benefits of the Double Flap Technique After Proximal Gastrectomy for Gastric Cancer. BMC Surg. 21(1):392, 2021.
25. Shibata M, Kono K, Takenoshita S. Inhibiting VEGF in Cancer Immunotherapy. Clinical Immunology Communications. 2:12-16, 2022.
26. Suzuki K, Gonda K, Kishimoto Y, Katsumoto Y, Takenoshita S. Potential Curing and Beneficial Effects of Ooitabi (Ficus pumila L.) on Hypertension and Dyslipidaemia in Okinawa. J Hum Nutr Diet. 34(2):395-401, 2021.
27. Takao M, Yamaguchi T, Eguchi H, Yamada T, Okazaki Y, Tomita N, Nomizu T, Momma T, Takayama T, Tanakaya K, Akagi K, Ishida H. APC Germline Variant Analysis in the Adenomatous Polyposis Phenotype in Japanese Patients. Int J Clin Oncol. 26(9):1661-1670. 2021.
28. Takeshita E, Ishibashi K, Koda K, Oda N, Yoshimatsu K, Sato Y, Oya M, Yamaguchi S, Nakajima H, Momma T, Maekawa H, Tsubaki M, Yamada T, Kobayashi M, Tanakaya K, Ishida H. The Updated Five‑year Overall Survival and Long‑term Oxaliplatin‑related Neurotoxicity Assessment of the FACOS Study. Surg Today. 51(8):1309-1319, 2021.
29. Ujiie D, Matsumoto T, Endo E, Okayama H, Fujita S, Kanke Y, Watanabe Y, Hanayama H, Hayase S, Saze Z, Ohki S, Kono K. Circulating Tumor Cells After Neoadjuvant Chemotherapy are Related with Recurrence in Esophageal Squamous Cell Carcinoma. Esophagus. 18(3):566-573, 2021.
30. Watanabe M, Toh Y, Ishihara R, Kono K, Matsubara H, Murakami K, Muro K, Numasaki H, Oyama T, Ozawa S, Saeki H, Tanaka K, Tsushima T, Ueno M, Uno T, Yoshio T, Usune S, Takahashi A, Miyata H. Registration Committee for Esophageal Cancer of the Japan Esophageal Society. Comprehensive Registry of Esophageal Cancer in Japan, 2014. Esophagus. Online ahead of print. 2021.
31. Watanabe M, Tachimori Y, Oyama T, Toh Y, Matsubara H, Ueno M, Kono K, Uno T, Ishihara R, Muro K, Numasaki H, Tanaka K, Ozawa S, Murakami K, Usune S, Takahashi A, Miyata H. Registration Committee for Esophageal Cancer of the Japan Esophageal Society. Comprehensive Registry of Esophageal Cancer in Japan, 2013. Esophagus. 18(1):1-24, 2021.
32. Yamada L, Saito M, Thar Min AK, Saito K, Ashizawa M, Kase K, Nakajima S, Onozawa H, Okayama H, Endo H, Fujita S, Sakamoto W, Saze Z, Momma T, Mimura K, Ohki S, Kono K. Selective Sensitivity of EZH2 Inhibitors Based on Synthetic Lethality in ARID1A-Deficient Gastric Cancer. Gastric Cancer. 24(1):60-71, 2021.
33. Yamamoto R, Honda M, Kawamura H, Kobayashi H, Takiguchi K, Muto A, Yamazaki S, Teranishi Y, Shiraso S, Kono K, Hori S, Kamiga T, Iwao T, Yamashita N. Clinical Features and Survival of Young Adults with Stage IV Gastric Cancer: a Japanese Population-Based Study. J Gastrointest Cancer. Online ahead of print. 2021.
34. Yamauchi N, Kanke Y, Saito K, Okayama H, Yamada S, Nakajima S, Endo E, Kase K, Yamada L, Nakano H, Matsumoto T, Hanayama H, Watanabe Y, Hayase S, Saito M, Saze Z, Mimura K, Momma T, Oki S, Hashimoto Y, Kono K. Stromal Expression of Cancer-associated Fibroblast-Related Molecules, Versican and Lumican, is Strongly Associated with Worse Relapse-free and Overall Survival Times in Patients with Esophageal Squamous Cell Carcinoma. Oncol Lett. Jun;21(6):445, 2021.
35. Yang HK, Ji J, Han SU, Terashima M, Li G, Kim HH, Law S, Shabbir A, Song KY, Hyung WJ, Kosai NR, Kono K, Misawa K, Yabusaki H, Kinoshita T, Lau PC, Kim YW, Rao JR, Ng E, Yamada T, Yoshida K, Park DJ, Tai BC, So JBY. EXPEL Study Group. Extensive Peritoneal Lavage with Saline After Curative Gastrectomy for Gastric Cancer (EXPEL): A Multicentre Randomised Controlled Trial. Lancet Gastroenterol Hepatol. 6(2):120-127, 2021.
36. 大木進司, 岡山洋和, 千田峻, 坂本渉, 藤田正太郎, 齋藤元伸, 門馬智之, 佐瀬善一郎, 河野浩二.
High risk stage Ⅱ大腸癌におけるGlasgow prognostic scoreの意義と治療戦略. 癌と化学療法. 48(13):1770-1773, 2021.
②総説等
1. Saito M, Kono K. Landscape of EBV-Positive Gastric Cancer. Gastric Cancer. 24(5):983-989, 2021.
2. Ujiie D, Okayama H, Kono K. The Role of KRT17 in Colorectal Cancer. Aging (Albany NY) 13(16):19950-19951, 2021.
3. 河野浩二. 複合的免疫療法 放射線照射とがん免疫療法の併用療法. 臨床外科. 73(3):356-361, 2021.
4. 河野浩二. 胃癌の免疫療法. 医学と薬学. 78(10);1183-1190, 2021.
5. 河野浩二, 藤原俊義. 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミック時の食道癌手術で気をつけることは? ICUの機能低下や、人工呼吸器不足、医療チームのマンパワーなどを慎重に判断して、食道癌の手術療法を実施する必要がある. 日本医事新報 5046:50-51, 2021.
6. 三村耕作, 菊池智宏, 河野浩二. 大腸癌腫瘍微小環境における腸内細菌と腫瘍浸潤免疫担当細胞の関連について. 癌と化学療法. 48(9):1093-1095, 2021.
7. 松本拓朗, 岡山洋和, 仲野宏, 伊藤美郷, 中嶋正太郎, 齋藤元伸, 佐瀬善一郎, 門馬智之, 三村耕作, 河野浩二. ミスマッチ修復機構欠損大腸癌における糖鎖抗原を標的とした免疫療法の可能性. 癌と化学療法. 48(10):1275-1277, 2021.
8. 木村隆, 横山斉, 鈴木眞一, 河野浩二, 丸橋繁, 鈴木弘行, 大竹徹, 田中秀明. GeneralityとSpecialtyのバランスのとれた外科医の育成を目指して―なんでもできる外科医の魅力をもう一度―. 日本外科学会雑誌. 122(1):90-92, 2021.
9. 鳫翔大郎, 巌康仁, 佐藤公太, 千代延記道, 坂井義博, 丸山裕也, 杉本桃子, 深井智司, 赤繁徹, 遠藤久仁, 伊藤泰輔, 山田睦夫, 石井芳正, 今村秀道, 山崎繁. COVID-19パンデミックによる当院での急性胆嚢炎診療への影響. 太田綜合病院学術年報. 56:11-18, 2021.
10. 鳫翔大郎, 巌康仁, 佐藤公太, 千代延記道, 坂井義博, 丸山裕也, 杉本桃子, 深井智司, 赤繁徹, 遠藤久仁, 伊藤泰輔, 山田睦夫, 石井芳正, 山崎繁. 「《緊急特別企画》パンデミック状況下における外科診療と教育」COVID-19パンデミックによる急性胆嚢炎診療への影響. 日本外科学会雑誌. 122(5):561-564, 2021.
③症例報告
1. Kanazawa H, Gonda K, Tamura T, Takenoshita S. A Case of Lipoma, Calcification, and Brain Malformations in the Midline of the Skull. Radiol Case Rep. 16(9):2509-2513, 2021.
2. Miyabe K, Saito M, Koyama K, Umakoshi M, Ito Y, Yoshida M, Kudo‑Asabe Y, Saito K, Nanjo H, Maeda D, Matsusaka K, Goto A, Kono K. Collision of Epstein-Barr Virus‑positive and ‑negative Gastric Cancer, Diagnosed by Molecular Analysis. BMC Gastroenterol. 21:97, 2021.
3. Yanagita T, Hikichi T, Nakamura J, Watanabe K, Kikuchi H, Takasumi M, Hashimoto M, Kato T, Kobashi R, Takagi T, Suzuki R, Sugimoto M, Sato Y, Irie H, Hanayama H, Saze Z, Kobayakawa M, Kono K, Ohira H. Gastric Carcinoma with Lymphoid Stroma Diagnosed by Endoscopic Ultrasound‑guided Fine‑needle Aspiration. Clin J Gastroenterol. 14(2):471-477, 2021.
4. 小野澤寿志, 山田玲央, 菅家康之, 藤田正太郎, 坂本渉, 門馬智之. 敗血症とDICを合併した非穿孔性急性虫垂炎の1例. 日本大腸肛門病学会雑誌. 74(6):364-368, 2021.
5. 望月翔太朗, 山田玲央, 加瀬晃志, 伊藤美郷, 仲野宏, 山内直人, 松本拓朗, 金田晃尚, 菅家康之, 中島隆宏, 花山寛之, 渡辺洋平, 小野澤寿志, 早瀬傑, 岡山洋和, 藤田正太郎, 坂本渉, 齋藤元伸, 門馬智之, 佐瀬善一郎, 三村耕作, 大木進司, 河野浩二. 術前確定診断された肺癌胃転移に対して腹腔鏡下切除術を施行した1 例. 癌と化学療法. 48(9):1093-1095, 2021.
6. 小島つかさ, 小山善久, 伊藤美郷, 早瀬傑, 齋藤勝, 阿美弘文, 内海康文, 川名聡. がん検診で発見されたSolid-pseudopapillary neoplasmの一例. 大原記念財団年報. 57:37-43, 2021.
7. 竹村真生子, 岡崎護, 羽成直行, 徳田恵美, 田辺真彦, 林嗣博, 水谷知央, 林孝朗, 中村優飛, 根本悠里, 佐久間芽衣, 叶多諒, 萩尾浩太郎, 絹田俊爾, 山口佳子, 輿石直樹. Everolimus+Exemestane療法後に腫瘍崩壊症候群をきたした進行乳癌の一例. 福島医学雑誌. 71(1):35-40,2021.
8. 仲野宏, 渡辺洋平, 伊藤美郷, 加瀬晃志, 山内直人, 松本拓朗, 金田晃尚, 花山寛之, 早瀬傑, 門馬智之, 佐瀬善一郎, 三村耕作, 河野浩二.  正中弓状靱帯圧迫症候群に伴う胃十二指腸動脈瘤により出血性十二指腸潰瘍をきたした1例. 日本腹部救急医学会雑誌 41(6):449-452, 2021.
9. 角田圭一, 青砥慶太, 大須賀文彦, 田崎和洋, 遠藤豪一. Rhabdoid featureを呈し急速に進行した横行結腸癌の1例. 日本臨床外科学会雑誌 82(7):1376-1380, 2021.
10. 白岩彩, 古川茂宜, 藤森実杜, 福田冬馬, 植田牧子, 遠藤雄大, 小島学, 小野澤寿志, 坂本渉, 添田周, 渡邉尚文, 鈴木博志, 藤森敬也. 卵巣腫瘍茎捻転との鑑別を要し、腹腔鏡下に整復し得た子宮広間膜ヘルニアの一例. 福島医学雑誌 71(1):41-45, 2021.

(2) 知的財産権

1. 発明者:岡山洋和、野田勝、河野浩二.特許第6833226号. 発明の名称:大腸がんの予後バイオマーカー. 登録日 令和3年2月5日.

業績集 消化管外科学講座 令和2年(2020年)

(分類は大学の業績集に準じています)

(1) 論文

①原著 (筆頭著者のイニシアル順)
1. Min AKT, Mimura K, Nakajima S, Okayama H, Saito K, Sakamoto W, Fujita S, Endo H, Saito M, Saze Z, Momma T, Ohki S, Kono K. Therapeutic potential of anti-VEGF receptor 2 therapy targeting for M2-tumor-associated macrophages in colorectal cancer. Cancer Immunol Immunother. 2020.
2. Patel DP, Pauly GT, Tada T, Parker AL, Toulabi L, Kanke Y, Oike T, Krausz KW, Gonzalez FJ, Harris CC. Improved detection and precise relative quantification of the urinary cancer metabolite biomarkers – Creatine riboside, creatinine riboside, creatine and creatinine by UPLC-ESI-MS/MS: Application to the NCI-Maryland cohort population controls and lung cancer cases. J Pharm Biomed Anal. 191:113596, 2020.
3. Endo E, Okayama H, Saito K, Nakajima S, Yamada L, Ujiie D, Kase K, Fujita S, Endo H, Sakamoto W, Saito M, Saze Z, Momma T, Ohki S, Mimura K, Kono K. A TGFβ-Dependent Stromal Subset Underlies Immune Checkpoint Inhibitor Efficacy in DNA Mismatch Repair-Deficient/Microsatellite Instability-High Colorectal Cancer. Mol Cancer Res. 18(9):1402-1413, 2020.
4. Yang HK, Ji J, Han SU, Terashima M, Li G, Kim HH, Law S, Shabbir A, Song KY, Hyung WJ, Kosai NR, Kono K, Misawa K, Yabusaki H, Kinoshita T, Lau PC, Kim YW, Rao JR, Ng E, Yamada T, Yoshida K, Park DJ, Tai BC, So JBY; EXPEL study group. Extensive peritoneal lavage with saline after curative gastrectomy for gastric cancer (EXPEL): a multicentre randomised controlled trial. Lancet Gastroenterol Hepatol. 6(2): 120-127, 2021.
5. Honda M, Kawamura H, Kobayashi H, Takiguchi K. Muto A, Yamazaki S, Teranishi Y, Shiraso S, Kono K, Hori S, KamigaT, Iwao T, Yamashita N. An ascites grading system for predicting the prognosis of gastric cancer with peritoneum dissemination. Ann Gastroenterol Surg. 4(6):660–666, 2020.
6. Ito T, Kono K, Eguchi H, Okazaki Y, Yamamoto G, Tachikawa T, Akagi K, Okada Y, Kawakami S, Morozumi M, Tamaru J, Ishida H. Prevalence of Lynch syndrome among patients with upper urinary tract carcinoma in a Japanese hospital-based population. Jpn J Clin Oncol. 50(1):80-88, 2020.
7. Kase K, Saito M, Nakajima N, Takayanagi D, Saito K, Yamada L, Ashizawa M, Nakano H, Hanayama H, Onozawa H, Okayama H, Endo H, Fujita S, Sakamoto W, Saze Z, Momma T, Mimura K, Ohki S, Shiraishi K, Kohno T, Kono K. ARID1A deficiency in EBV-positive gastric cancer is partially regulated by EBV-encoded miRNAs, but not by DNA promotor hypermethylation. Carcinogenesis. 2020.
8. Kikuchi T, Mimura K, Ashizawa M, Okayama H, Endo E, Saito K, Sakamoto W, Fujita S, Endo H, Saito M, Momma T, Saze Z, Ohki S, Shimada K, Yoshimura K, Tsunoda T, Kono K. Characterization of tumor-infiltrating immune cells in relation to microbiota in colorectal cancers. Cancer Immunol Immunother. 69(1):23-32, 2020.
9. Matsumoto T, Okayama H, Nakajima S, Saito K, Nakano H, Endo E, Kase K, Ito M, Yamauchi N, Yamada L, Kanke Y, Onozawa H, Fujita S, Sakamoto S, Saito M, Saze Z, Momma T, Mimura K, Kono K. Tn Antigen Expression Defines an Immune Cold Subset of Mismatch-Repair Deficient Colorectal Cancer. Int J Mol Sci. 21(23):9081, 2020.
10. Mimura K, Kua LF, Xiao JF, Asuncion BR, Nakayama Y, Syn N, Fazreen Z, Soong R, Kono K, Yong WP. Combined inhibition of PD-1/PD-L1, Lag-3, and Tim-3 axes augments antitumor immunity in gastric cancer-T-cell coculture models. Gastric Cancer. 2020.
11. Nakajima S, Manita S, Yu G, Ishimaru K, Kono K, Kitamura K, Nakao A. Activation of the reward system ameliorates passive cutaneous anaphylactic reaction in mice. Allergy. 75(12):3275-3279, 2020.
12. Nakayama Y, Mimura K, Kua LF, Okayama H, Min AKT, Saito K, Hanayama H, Watanabe Y, Saito M, Momma T, Saze Z, Ohki S, Suzuki S, Ichikawa D, Yong WP, Kono K. Immune suppression caused by PD-L2 expression on tumor cells in gastric cancer. Gastric Cancer. 23(6):961-973, 2020.
13. Okano M, Oshi M, Butash A, Okano I, Saito K, Kawaguchi T, Nagahashi M, Kono K, Ohtake T, Takabe K. Orthotopic Implantation Achieves Better Engraftment and Faster Growth Than Subcutaneous Implantation in Breast Cancer Patient-Derived Xenografts. J Mammary Gland Biol Neoplasia. 25(1):27-36, 2020
14. Oshi M, Okano M, Maiti A, Rashid OM, Saito K, Kono K, Matsuyama R, Endo I, Takabe K. Novel Breast Cancer Brain Metastasis Patient-Derived Orthotopic Xenograft Model for Preclinical Studies. Cancers (Basel). 12(2):444, 2020.
15. Pydi SP, Jain S, Barella LF, Zhu L, Sakamoto W, Meister J, Wang L, Lu H, Cui Y, Gavrilova O, Wess J. β-arrestin-1 suppresses myogenic reprogramming of brown fat to maintain euglycemia. Sci Adv. 6(23):eaba1733, 2020.
16. Saito M, Kohno T, Kono K. Heterogeneity of ARID1A expression in gastric cancer may affect patient survival and therapeutic efficacy. Hum Pathol. 101:80-81, 2020.
17. Sakamoto W, Ohki S, Kikuchi K, Okayama H, Fujita S, Endo H, Saito M, Saze Z, Momma T, Kono K. Higher modified Glasgow Prognostic Score and multiple stapler firings for rectal transection are risk factors for anastomotic leakage after low anterior resection in rectal cancer. Fukushima J Med Sci. 66(1):10-16, 2020
18. Sakamoto W, Ohki S, Onozawa H, Okayama H, Endo H, Fujita S, Saito M, Saze Z, Momma T, Takenoshita S Kono S. Long-term outcomes of lower rectal cancer patients treated with total mesorectal excision and lateral pelvic lymph node dissection after preoperative radiotherapy or chemoradiotherapy. Journal of the Anus, Rectum and Colon. 2020.
19. Suzuki K, Gonda K, Kishimoto Y, Katsumoto Y, Takenoshita S. Potential curing and beneficial effects of Ooitabi (Ficus pumila L.) on hypertension and dyslipidaemia in Okinawa. J Hum Nutr Diet. 2020.
20. Ujiie D, Okayama H, Saito K, Ashizawa M, Aung Kyi TM, Endo E, Kase K, Yamada L, Kikuchi T, Hanayama H, Fujita S, Sakamoto W, Endo, H, Saito M, Mimura K, Saze Z, Momma T, Ohki S, Kono K. KRT17 as a prognostic biomarker for stage II colorectal cancer. Carcinogenesis. 41(5):591–599, 2020.
21. Watanabe M, Tachimori Y, Oyama T, Toh Y, Matsubara H, Ueno M, Kono K, Uno T, Ishihara R, Muro K, Numasaki H, Tanaka K, Ozawa S, Murakami K, Usune S, Takahashi A, Miyata H. Registration Committee for Esophageal Cancer of the Japan Esophageal Society. Comprehensive registry of esophageal cancer in Japan, 2013. Esophagus. 18(1):1-24, 2021.
22. Yamada L, Saito M, Min AKT, Saito K, Ashizawa M, Kase K, Nakajima S, Onozawa H, Okayama H, Endo H, Fujita S, Sakamoto W, Saze Z, Momma T, Mimura K, Ohki S, Kono K. Selective sensitivity of EZH2 inhibitors based on synthetic lethality in ARID1A-deficient gastric cancer. Gastric Cancer. 24(1):60-71, 2021.
②総説等
1. Kono K, Nakajima S, Mimura K. Current status of immune checkpoint inhibitors for gastric cancer. Gastric Cancer. 23(4):565-578, 2020.
2. Watanabe T, Shibata M, Soeda S, Furukawa S, Fujimori K, Kono K, Takenoshita S. IL-17A in Ovarian Cancer. Journal of Cancer Therapy. 11(10):605-616, 2020.
③症例報告
1. Hayase S, Sakuma M, Chida T, Saito M, Ami H, Koyama Y, Ohki S, Kono K. Diagnosis and treatment of gastric hamartomatous inverted polyp (GHIP) using a modified combination of laparoscopic and endoscopic approaches to neoplasia with a non-exposure technique (modified CLEAN-NET): a case report. Surg Case Rep. 6(1):200, 2020.
2. Kimura T, Hikichi T, Nakamura J, Takasumi M, Hashimoto M, Kato T, Kobashi R, Takagi T, Suzuki R, Sugimoto M, Sat Y, Irie H, Saze Z, Kobayakawa M, Kono K, Ohira H. Gastric adenocarcinoma with enteroblastic differentiation followed endoscopically: A case report. Clin J Gastroenterol. 13(6):1074-1082, 2020.
3. Ito M, Hirano Y, Isii T, Kondo H, Liming Wang, Asari M, Obara N, Yamaguchi S. Grade 3 well-differentiated neuroendocrine tumor of the rectum: a case report. Surgical Case Reports. 6(1):130, 2020.
4. Yamada L, Saito M, Aita T, Min AKT, Endo E, Kase K, Ujiie D, Hanayama H, Okayama H, Sakamoto W, Endo H, Fujita S, Saze Z, Momma T, Ohki S, Hamaguchi S, Kono K. Tuberculous peritonitis; The effectiveness of diagnostic laparoscopy and the perioperative infectious prevention: A case report. Int J Surg Case Rep. 72:326-329, 2020.
5. 藤田正太郎, 門馬智之, 仲野宏, 山内直人, 山田玲央, 松本拓朗, 菅家康之, 花山寛之, 渡辺洋平, 小野澤寿志, 岡山洋和, 坂本渉, 齋藤元伸, 佐瀬善一郎, 河野浩二. ハイブリッドアプローチで切除し得た骨盤内脂肪肉腫の1例. 癌と化学療法. 47(13):1869-1871, 2020.

(2) 著書・訳書

1. 河野浩二. 生涯教育セミナー記録 2019年度 第27回日本外科学会生涯教育セミナー(東北地区) 「各分野のガイドラインを紐解く」によせて. 日本外科学会雑誌. 121(2): 249. 2020.
2. 河野浩二. 〔私たちの流儀〕第15回 世界を視野に入れ、外科臨床の実践を極めつつ、がん免疫療法の臨床を進める D to D 41:14-17, 2020.
3. 河野浩二. 消化器がん研究の最前線. GICancer Cutting Edge. 2(3):2-3, 2020.
4. 河野浩二. 免疫療法の展望 ニボルマブは今後も3次治療で、単剤で使用すべき薬剤なのか? 臨床外科. 75(10):1190-1194, 2020.
5. 河野浩二. よくわかるがん免疫療法ガイドブック-患者さんとご家族のために-. 監修 2020
6. 柴田昌彦. がん免疫療法の副作用〔総論〕 よくわかるがん免疫療法ガイドブック-患者さんとご家族のために-. 28-31. 2020.
7. 柴田昌彦. 癌と炎症を学ぶ 連載「癌と炎症を学」を終了するにあたり. 消化器外科. 43(12):1709-1710, 2020.
8. 三村耕作. 食道がん. よくわかるがん免疫療法ガイドブック-患者さんとご家族のために-. 58-61, 2020.
9. 三村耕作.その他のがん(脳腫瘍、骨軟部腫瘍、小児がん). よくわかるがん免疫療法ガイドブック-患者さんとご家族のために-. 112-118. 2020
10. 門馬智之. 各分野のガイドラインを紐解く 下部消化管外科領域(大腸)のガイドラインを紐解く. 日本外科学会雑誌. 121(2):252-253, 2020.
11. 門馬智之, 佐久間芽衣, 佐藤孝洋, 小山善久, 河野浩二. 【消化管症候群(第3版)-その他の消化管疾患を含めて-】肛門 腫瘍 直腸肛門部悪性黒色腫. 別冊日本臨床 領域別症候群シリーズ№10 消化管症候群(第3版)Ⅱ-その他の消化管疾患を含めて-. 10:332-335, 2020.
12. 門馬智之, 加瀬晃志, 遠藤英成, 野水整, 河野浩二. 【消化管症候群(第3版)-その他の消化管疾患を含めて-】空腸 回腸 盲腸 結腸 直腸(上) 先天性異常、遺伝性疾患 Turcot症候群. 別冊日本臨床 領域別症候群シリーズ№11 消化管症候群(第3版)Ⅲ-その他の消化管疾患を含めて-. 11:345-348, 2020.
13. 齋藤元伸. 胃癌における免疫チェックポイント阻害剤の効果予測因子と臨床病理学的因子の比較検討 第120回日本外科学会定期学術集会 記録集 7. 2020.
14. 松本拓朗, 河野浩二. 癌と炎症を学ぶ(第7回) Barrett食道癌と炎症. 消化器外科. 43(6):1039-1043, 2020.
15. 仲野宏, 河野浩二. アレルギーのある患者さん. 消化器ナーシング. 25(10):66-71, 2020.
16. 中嶋正太郎, 河野浩二. cutting-edge medicine がん診療の副作用マネジメント 複合がん免疫療法の発展を目指して. Precision medicine. 3(4):299-302, 2020.
17. 大木進司, 河野浩二. 【消化器外科手術の論点2020 誌上ディベートと手術手技】食道外科 食道切除後の標準的再建ルート 後縦隔再建の立場から. 手術. 74(4): 432-438, 2020.
18. 18. 中尾篤人, 井上修, 氏家大輔, 内田萌菜, 柏木麻里子, 香山尚子, 河合利尚, 木村元子, 河野浩二, 佐藤卓哉, 竹田潔, 中嶋正太郎, 中野信浩, 中山俊憲, 中山勝文, 廣瀬晃一, 穂積勝人, 村上正晃, 村上悠二, 八木良二, 松嶋綱治, 山田幸宏. 第10章 腫瘍免疫学と移植免疫学 がん細胞と正常非自己細胞に対する免疫応答 基礎免疫学 原著第6版 免疫系の機能とその異常. 185-205, 2020.

(3) 知的財産権

1. 氏家大輔, 岡山洋和, 河野浩二. 国際出願番号 :PCT/JP2020/004474 発明の名称:COLON CANCER PROGNOSIS BIOMARKER.

中嶋 正太郎

中嶋 正太郎准教授

研究室
専門分野
腫瘍免疫
出身大学
山梨大学 平成20年卒

松石 彬

松石 彬助手

出身大学
福島県立医科大学 平成29年卒

丸山 裕也

丸山 裕也病院助手

出身大学
福島県立医科大学 平成29年卒

鈴木 博也

鈴木 博也病院助手

出身大学
福島県立医科大学 平成30年卒

光井 大

光井 大病院助手

出身大学
熊本大学 平成30年卒

長谷川 誠

長谷川 誠専攻医

出身大学
福島県立医科大学 平成31年卒

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